作曲の課題

キャッチーな曲の作り方

キャッチーな曲を作る上で大事なのは、覚えてもらう仕組みを作ること。お手本の曲を聴きながら、その仕組みを見ていきましょう。動画はこのページの中で再生できます。

課題

キャッチーな曲を作ってくる

  • ワンコーラスでOK。イントロから1番のサビまで作る
  • メロディと歌詞をつける
イントロ Aメロ・Bメロ など 1番のサビ 2番から先は
なくてOK

キャッチーな曲とは?

一度聴いたら覚えてしまう曲のこと。覚えてもらう仕組みは、メロディのくり返しだけではありません。言葉・曲の順番・音色でも作れます。下の6曲で、それぞれの仕組みを聴いてみましょう。

覚えてもらう仕組み 6つ

なとり「Serenade」YouTubeで開く
サビのくり返し

同じメロディをくり返す

サビのメロディがくり返しで分かりやすい。キャッチーな曲を作るときの王道の手法です。

サカナクション「夜の踊り子」YouTubeで開く
同じ音の連打

同じ音を連打する

サビのメロディがずっと同じ音を連打していて、しかもくり返し。メロディが単純なほど、キャッチーさが引き立ちます。

Mrs. GREEN APPLE「ケセラセラ」YouTubeで開く
キラーフレーズ

一言で覚えさせる

メロディ自体はくり返しではなく、キャッチーではありません。でも歌詞の冒頭の「ケセラセラ」という言葉がキラーフレーズになって、曲を印象づけています。

アイナ・ジ・エンド「革命道中 - On The Way」YouTubeで開く
サビ始まり

サビを先に聴かせる

イントロにサビのメロディを持ってくる(サビ始まり)。すると1番のサビは2回目に聴くことになります。一度聴いたメロディは「もう知っているメロディ」なので、キャッチーに感じやすくなります。

応用:AメロやBメロにサビのモチーフを一瞬入れたり、リズムを似せたりすると、サビに「聴いたことがある感じ」を出せます。

ILLIT「It's Me」YouTubeで開く
音で作るサビ

歌わないサビ

サビは歌ではなくサウンドだけ。そのサウンドのメロディと音色がキャッチーです。EDMのドロップのように、歌メロ以外でもキャッチーさは出せます。K-POP・EDM・ボカロでよく使われる手法です。

ATEEZ「BAD」YouTubeで開く
言葉のくり返し

一つの言葉を連呼する

サビは「bad」という言葉のくり返しで、とてもシンプル。メロディというよりセリフのパターンです。ILLIT「It's Me」のようなドロップのサウンドと一緒に使われることも多い手法です。

逆に、キャッチーではない曲は?

Mrs. GREEN APPLE「lulu.」YouTubeで開く
FictionJunction「彼方」YouTubeで開く
壮大

長い物語を紡ぐメロディ

メロディのくり返しが少なく、覚えやすい言葉もありません。そのかわり、メロディがとても壮大です。このように長い物語を紡ぐようなメロディにすると、壮大で説得力があり、感動させる曲を作れます。

lulu. はコード進行もサビ全体で大きな流れになっていて、感動をさらに引き立てています。

tuki.「晩餐歌」YouTubeで開く
その間

壮大なのにキャッチー寄り

メロディのくり返しは一度だけ。でもコードの移り変わりが早く、しかもループしています。コードの流れをシンプルにして、短い間隔でループさせると、壮大な曲の中でもキャッチー寄りに仕上げられます。

キャッチーにすればするほど、中身のない曲に仕上がることが多くなります。中身がないのは悪いことではありません。何も考えずに楽しめる曲になりやすい、ということです。

作るときのコツ

出す前のチェック